a farewell note by radiohots

2019年10月にYahoo!ブログから移行しました。

ドラえもん鑑賞

かなりネタが無いので(苦笑)、29日に見たテレビの感想を。

平日って固定的に見る番組って無いので、適当にチャンネルをいじっていたところ
ドラえもん」がやっていたのでしばし鑑賞。
「そういえば声優変わったんだよなぁ。」などと思いながら見ました。
流石に違和感があるなぁ、と思ったのも束の間、
今回のドラえもんの道具に衝撃を受けてしまいました。

道具の名前は「独裁スイッチ」。
いろいろ調べてみたら、割と有名らしいのだが、
私自身見るのが初めてだったので、結局最後まで見入ってしまった。

簡単に紹介すると、自分にとって消えて欲しい人間を思いながらスイッチを押すと
該当者の存在が消えてしまうと言うもの。
使用者のび太は、最終的には「みんな消えちゃえ。」と思いながら誤ってスイッチを
押してひとりぼっちになってしまう。
「独裁スイッチ」の本質は、独裁者を作るのではなく、独裁者を懲らしめること。
結局のび太は、独裁者になりきれず、隠れていたドラえもんに助けられ
元の平和な世界に戻るというストーリー。

こういうこと(誰かがいなくなる)って誰しも少なからず抱いていたりするもんだけど、
それが現実化し、その後の孤独感が計り知れないほど辛いことだということを30分の中で
見事に凝縮されていると思った。

アニメで、ここまで教訓として教わったことって今までない。
というか、子供がここまで理解できるのかという部分もありますが、
齢25の私が妙に納得してしまったGW初日の出来事でした。ちゃんちゃん。