a farewell note by radiohots

2019年10月にYahoo!ブログから移行しました。

防音への道

日本の住宅事情から考えてみても、防音というのは究極にして最大のテーマのように
感じる今日この頃。

趣味が宅録という私にとって、そろそろ意識を向上させていかなければいけないと思う。

現住居は3フロア6世帯の賃貸マンション。
玄関ドアは非常に重厚で、玄関先から音が漏れるということはまずないのだが、
隣接する部屋からの音がやけに聞こえるときが間々ある。
ということは、私の部屋から発せられる音も漏れているはず…。
註:私の部屋は3階建ての2階に位置しているため、
  上下と隣に気を遣うこととなる。

つい先日だが、夜にしては少し大きいかも、くらいの音量で音楽を聴いていたのだが、
天井から「ドンドン」と鈍い音が聞こえてきた。
無言の訴えかと思い、不意に音量を絞ってみた。

今後こういうことが続くと、お互い気を遣いそうなので、
上階を訪ねることとした。しかし、普通に居留守を使われてしまった。

ちょっと虚しくなってしまった。こちらとしては、果たしてどれくらい音が漏れているものか
という確認と、宅録のため、日中は少し騒がしいかもしれないからという理解を得たかっただけなのに。
確認さえできれば、今後の対策もある程度講じられるのだが…。

居留守を使われたということであれば、交渉の余地なしか、と思い
自分も今のスタイルを継続しようかとふと思った。
だがそれでは何の解決にもならない。無惨な泥仕合だ。
やはり機会を見つけて交渉出来たらと思う。

今回感じたこと。
防音への第一歩は、防音カーペットでも防音施工でもない。
人と人とのコミュニケーション、理解、歩み寄りだと思う。

続く(予定…)