a farewell note by radiohots

2019年10月にYahoo!ブログから移行しました。

十二指腸潰瘍に至る経緯 その壱

 2005年2月に受けた検査の結果、小生人生最大の大病とも言える「十二指腸潰瘍」との診断を受けた。
専門的な知識の詳細はその手のサイトも多数あるのでそちらに委ねることとし、ここでは、
誠に個人本位ではあるが、私がこういった病気に如何にして罹ってしまったかの経緯を
ざっと雑記していきたいと思う。既に発症済みの方は勿論のこと、
何かしらの兆候があるような方にも、介助となるようであれば幸いである。

~そもそもの兆候?~
 現在(2005年5月現在)の会社に入って1年目の2002年末或いは2003年初頭
(既に記憶が曖昧なのは申し訳ない限り…)、いつもの通り就寝した後、
深夜3時頃に激しい腹痛が起こった。どれくらいの痛みかを表現するのは難しいが、
最も簡潔に述べてしまえば、「その痛みで眠っているどころではない」というものであろうか。
このような現象がほぼ3週間くらい続いたと記憶している。
そのせいで日中の仕事に望む際は睡眠不足が付き纏い、あまり集中することができなかった。
 決定的となってしまったのは、そんな仕事中、同様の激しい痛みが襲ったこと。
とても業務に集中することなどできずに、その日は早退することとなった。
会社に最寄の内科に駆け込んで、とりあえず応急処置的な薬を提供され、
以降、それまでのような致命的な現象は収まった。

~第二次兆候~
 暫くは安定した状態が続いていたが、2003年夏、再び同様の症状を発症してしまう。
発症当初と同様に、深夜に目が覚めてしまうという有様だ。
しかし、日中に発症することはなく、軽い睡眠不足はあったものの事無きを得ていた。
しかし同時期に風邪を併発してしまい、私の場合、風邪の影響が胃腸にダイレクトに来てしまった。
こうなってしまったら、もはや会社に行くこともままならず、約1週間程休むことを余儀なくされた。
風邪との併発とはいえ、経緯としては重大な通過点であったと認識している。
また、この時期から、胃腸を専門とする病院に掛かることとなり、
診断に見合った薬を提供されるようになっていた(筈だった)。

~第三次兆候~
 2004年春先、この頃になると、割と仕事的にも多忙となり、
精神的なダメージも蓄積されていた。そういった中、再び発症を迎える。
早朝目が覚めても、痛みで起き上がることができない。
少しでも痛みを和らげられる位置を模索しながら身体を寝かせるという日々が続いてしまい、
会社も休みがちになってしまう。
この頃になると、掛かり付けの病院にも足繁く通うようになり、
半ば闇雲に薬を投与して痛みを和らげるよう心掛けていたように思う。

(以下続く…)