a farewell note by radiohots

2019年10月にYahoo!ブログから移行しました。

某球団考察:その弐

「ある方」からのリクエストで
先日のジャイアンツ考察に続いて調子に乗って
横浜ベイスターズについて考察してみたいと思う。
数年前には日本一にも輝いた球団。
いかに現状を打破し上位に食い込めるか?
尚、私は今シーズンをそんなにじっくり観ていないのであしからず。。。

ある程度許容されるべき誤算

投手陣に目を向けてみよう。
なんと言っても「軸」として期待されていた三浦大輔の不調が痛かった。
今シーズンから「2段モーションの規制」があり、
彼もフォーム改造に取り組まざるを得なくなった。
毎年のルーティンワークが崩れた訳だから、以前の力を出せないのは
致し方ないといったところか。
そんな中でも、チーム2位の8勝は最低限の成果と言えよう。
来季こそが勝負の年ではないだろうか?

大砲は揃った。が・・・

一方の野手陣はというと、
若手のホープ、村田・吉村の台頭が際立った。
この2選手が今後もコンスタントに打てて行ければ、
得点力UPに繋がるだろう。
しかし長打力だけでは勝てないのが野球の妙。
吉村は3割越えを果たしたが、村田の打率は決して芳しくない。
場面に応じて「ヒットを狙う」バッティングが出来れば、
打率のUPにも繋がるし、更なる飛躍も可能だ。
その2選手の中に、今季は不遇だった
古木・多村あたりが奮起すれば、強力な打線を組めるはずだ。
今はたまたま「歯車」が噛み合っていないだけなのかもしれない。
その「歯車」を正常稼働させるのが指揮官の役目だ。

牛島→大矢:必然な流れ?

ということで指揮官だ。
前任の牛島の弛まぬ努力も虚しく、チームは飛躍できなかった。
そんな彼の無念を引き継ぐのが名将:大矢明彦
牛島は投手出身ということもあって、特に投手の育成に心血を注いだと思う。
結果、投手陣に対しある程度の「礎」は築けたのではないか。
そして今度は捕手出身の大矢の就任。
基礎を固めた投手陣に対して、今度は女房役の育成に着手する。
結果、投手王国を築けることができれば万々歳。
フロントの思惑もこうなのではないだろうか?
野手陣は前述の通り、潜在能力は高いので、
ある程度本人たちの尊重し、指揮官としてはうまくコントロールできれば良い。
それだけで「歯車」は噛み合う。
ともあれまずは投手陣の飛躍だ。

おまけ

ゆくゆく懸念される問題もある。
若手の台頭は前述の通りだが、
個人的には「ポスト石井啄朗」の登場が待たれる。
彼の残りの選手生命を考えれば、そろそろここにも目を向ける必要があるのでは?



間違いだらけかもしれんね。。。