a farewell note by radiohots

2019年10月にYahoo!ブログから移行しました。

たらこの裏側

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去年の話題をさらったたらこ・たらこ・たらこ
女性デュオ:「キグルミ」の斬新な衣装とその曲の歌詞、そしてその耳に残る
メロディが一体となってリスナーを惹き付けた。

昨年何の気なしにミュージック・ステーションにキグルミが出ていて、
本曲のクレジットを拝見する機会があったのだが、
なんと作曲が上野耕路氏ではないか!?
あの戸川純を擁するゲルニカの中心人物として知られ、
ゲルニカに於いては、懐かしの大正ロマンを思わせる楽曲を数多く放出した人物だ。
(「銀輪は唄う」は名曲だよ、いやマジで。)

そういった情報が目に飛び込んでくると、
たらこ・たらこ・たらこ」にもそういったクラシカルな側面が見え隠れしていることに気づく。
情報によって印象ががらりと変わる。
ますます「たらこ・たらこ・たらこ」が頭に残る。
良い曲だ。そう感じるようになってしまった。

情報によって印象ががらりと変わる

こういった経験は誰しも持っているのではなかろうか?

世の中に溢れるものは、
10%の表面と90%の誤解で成立している。
故に正当な評価をされていないこともままある。
(B-T、Guniw Tools、そしてたらこ・・・)


どんなものに対しても深く掘り下げる。

そうしないと真実は見えない。

少なくとも私はそんな人間でありたい。