a farewell note by radiohots

2019年10月にYahoo!ブログから移行しました。

『BGM』Yellow Magic Orchestra~ヤバすぎです~

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帰省前にチョット音源紹介を。

坂本龍一細野晴臣高橋幸宏
この3人をしてYMO、なんて説明も不要なくらい認知されてるであろうYMO
日本にテクノミュージックの一大ムーブメントを巻き起こしたYMOである。
RYDEEN」のヒットや、「君に、胸キュン。」に於ける歌謡曲への殴り込みなどで
広く知れ渡るようになる彼等の存在だが、それは所詮表向きの顔。

この『BGM』は、YMOの裏側、いや寧ろ本当の顔なのかもしれない。
1981年発表。
どこかにダークな一面を抱えつつも、極上のシンセ音をなりふりかまわず掻き鳴らす。
英詩の歌モノも見事ではあるが、やはりインストが中心であり、
まさに「BGM」としてはうってつけ。非常に混沌としているのだが、
生活音楽としても邪魔にならない。それほどのインパクトがこのアルバムには存在する。

また、近年の日本のロックアーティストが、ルーツとしてYMOを挙げている点も興味深い。
BUCK-TICK今井寿など)
YMOは、テクノというカテゴリーを越えてあらゆるジャンルにまで浸透している証拠であろう。
『BGM』を聴いていただければそれがわかるかと思う。

2年ほど前にリリースされたリマスター盤は、音質が頗る高いので
是非そちらをオススメしたい。

『BGM』Yellow Magic Orchestra
1 バレエ
2 音楽の計画
3 ラップ現象
4 ハッピーエンド
5 千のナイフ
6 キュー
7 ユーティー
8 カムフラージュ
9 マス
10 来たるべきもの