a farewell note by radiohots

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『VAGUE ANSWERS』/CUBE JUICE

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恐らく初の試み。
リリース前の「recommend」

BUCK-TICK:星野英彦のソロワーク「dropz」にトラックメーカーとして参加している
CUBE JUICE
そんな彼の約3年振りのオリジナルアルバム『VAGUE ANSWERS』が
2007.01.24にリリースされる。
試聴での範囲でしか言及できないが、
何かしらの参考になればこれ幸い。

全曲を数秒試聴した印象としては、良くも悪くも
「3年経ったんだなぁ」
というもの。
初期の主流だったギターポップ系は影を潜めたものの、
変わらぬポップセンスが、「エレクトロニカ」という枠で大いに活きている。
「初めてのディスコチューン」を始めとする「縦乗り」系のトラック。
ヴォコーダーをふんだんに活用し、歌声にオブラートを包むアプローチ。
などなど、この3年の中で参加したコンピ盤や映像作品へのBGM提供の経験が
見え隠れする。CJの新たなスタンスを垣間見ることができる(はずだ)。

しかしながら、後半になるにつれ、ボーカルへの「オブラート」も徐々に薄くなり、
生楽器系の音も聴こえてくる(だろう)。
所謂「バンドサウンド」を体現できている点も素晴らしい。
総じて飽きさせない構成になっている(と言っても過言ではない、、、はずだ)。

そもそも小生がCJと出逢ったのは、BUCK-TICK櫻井敦司のソロワークへの楽曲から。
所謂「Fantasy」系を望むならば、
終曲「Conclusion」あたりが最適(だったはず・・・)。

入門者からヘビーリスナーまで楽しめる(きっとそうだ)。
そんな『VAGUE ANSWERS』のリリースが待ち遠しい・・・。

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『VAGUE ANSWERS』/CUBE JUICE
01. Sweat
02. Bunka
03. Golden Age
04. She's A Beauty
05. Pavement
06. Moonlight
07. I Realized
08. Anniversary
09. Biwak
10. Updown
11. Taxifahrer
12. Right Hand
13. Weevil
14. Little Tokyo
15. Conclusion