a farewell note by radiohots

2019年10月にYahoo!ブログから移行しました。

recommend

こだわり解禁?

初めてダウンロード販売なるものに手を出してしまった。。。 過去に無料でダウンロードできるものについては実践していたものの、 その劣悪な音質にほとほと嫌気が差して、極力、というか絶対CDじゃないとダメな身体になっていたのに。。。 今回に関しては大…

『VIVIDROP』/小山絵里奈

女性シンガーソングライター:小山絵里奈 透き通るような歌声と独特の唄い回しが特徴的なアーティストである。 彼女の魅力と言うと、一言で簡単に言ってしまえば、 「安らぎ」 というところに行き着くかもしれないが、 それだけではなんとも薄いレコメンドに…

『one』/oak

なんかスゴイケースで来ちゃったんですけど・・・(笑) 音はホンモノです。 デモテープの比じゃありません。 Liveでの光景が思い起こされました。 こういう「刺激」も必要なのだ。 音楽は実にさまざま。 到達点はなく、永遠に進化して行くものなのだろう。 …

『Rescue / Rydeen 79/07 』/HASYMO

Sketch Show(細野晴臣と高橋幸宏のユニット)+坂本龍一 =HAS(Human Audio Sponge) そしてYMO(Yellow Magic Orchestra)は言わずもがな、 上記3人によるグループ名だ。 今回、HAS+YMO=HASYMO(ハシモ)名義で新たな作品がドロップされた。 今年は何…

『Idealism(邦題:デジタル主義)』/Digitalism

ドイツ出身の2人組、デジタリズム。 クラブ・シーンを揺り動かすのは当然ながら、 パンク、ニュー・ウェーヴ、ひいてはロックの世界をも激震させる、 そんなワクワク・ドキドキ感と衝撃を我々に提供してくれる。 もはやひとつの音楽ジャンルじゃ括れない魅…

『Cloudchair』/Cloudchair

やっと、逢えたね。 空白の(聴けなかった)4年間を十分に埋めさせてもらうよ。 そろそろ再始動だというのに、ね。 グニュウとか、あっちゃんのライヴでしか知り得ないから、 もう少し勉強するよ。 この「安らぎ」の音源で。 ありがとう、ジェイク。 そして…

CJ考察(その弐)

『VAGUE ANSWERS』 2007年1月発表の3rdアルバム。 約3年という強烈に長いスパンで放たれた。 しかしその3年で、CJは他アーティストの楽曲のリミックス・映像作品への楽曲提供など 新たな試みを実践していた。 その結果がこの作品に大いに反映されてい…

CJ考察(その壱)

写真左から、 『In The Eye Of A Wili-Wili』 『III』 『VAGUE ANSWERS』 すべてCUBE JUICE 敵を知るにはまず味方から・・・。 という表現はここでは相応しくはないが。。。 BUCK-TICK:星野英彦率いる「dropz」のアルバム『SWEET OBLIVION』リリースまで あ…

『NIWLUN』/Guniw Tools

昨年12月はBUCK-TICK日本武道館公演に向けて入念なる予習を試みていたが、 密かにヘビーローテーションとなっていたのが、この『NIWLUN』である。 Guniw Tools(グニュウ・ツール)は北海道出身の3人、 古川とも(ボーカル)、あさき(ギター)、そしてジ…

『VAGUE ANSWERS』/CUBE JUICE

恐らく初の試み。 リリース前の「recommend」 BUCK-TICK:星野英彦のソロワーク「dropz」にトラックメーカーとして参加している CUBE JUICE そんな彼の約3年振りのオリジナルアルバム『VAGUE ANSWERS』が 2007.01.24にリリースされる。 試聴での範囲でしか…

『デラックスカタログ』、『5 -five-』/天野月子

左:『デラックスカタログ』 右:『5 -five-』 女性シンガーソングライター:天野月子 デビュー5周年という記念の年である今年、 5年の歴史をコンパイルしたベストアルバムと、 5周年で企画されたシングル群のPV集がリリースされた。 『デラックスカタロ…

『Sanctuary』/RAZZ MA TAZZ

RAZZ MA TAZZ 最終作にして最高傑作 RAZZ MA TAZZは90年代を代表とする日本のロックバンドである。 とりわけ「バンドアンサンブル」というキーワードを用いれば、 国内でも随一のクオリティを誇る。 本作はRAZZ MA TAZZとしては、最後のオリジナルアルバムで…

『フツーの人』/濱田マリ

やったぜマリちゃん! あなたの魅力全快だよ! 以前、2nd『編む女』を紹介したが、 そちらは彼女の真のボーカリストとしての姿を投影した仕上がり。 一方、このソロ1stの本作は、 モダチョキ節からしっとり系、 子供から大人まで楽しめる好盤に仕上がってい…

『山羊王のテーマ』/タイガーフェイクファ

「TIGER FAKE FUR」 はて、新しいバンドが登場かな? と思われる方もいつだろう。 実はコレ、あの(!)川本真琴の別名義でのユニット名なのだ。 御存知ない方のために補足しておくと、 彼女は2006年1月に自身のホームページにて「川本真琴」としての音楽活…

『THE ERASER』/Thom Yorke

トム・ヨークという男にはいつも驚かされる。 本音源を聴いた時にまず真っ先に浮かんだ感想である。 既に世界的な地位を築いたとも言えるRadioheadのフロントマンにして、 バンドのコンポーズ面でも実権を握っていたトムの 初となるソロアルバムが『The Eras…

『EP C/B EP』/Battles

ここ最近、最も衝撃を受けたバンド:バトルス とにかく一言では表現できないようなパワーで溢れています。 ジャズやらプログレやら、もちろんロックやら、 いろんなキーワードで括れそうで括れない・・・。 特徴的なのは、本作が過去盤3作を2枚組として「W…

『ON』/BOOM BOOM SATELLITES

ブンブンサテライツ CDショップに行くと洋楽コーナーに置いてあったりするなど、 邦楽アーティストとしては極めて異質な存在として君臨している。 各所から「最高傑作」という評判を耳にするが 果たして本当だろうか? 自分なりに分析してご機嫌を伺おうかと…

『XO(エックス・オー)』/Elliott Smith

自分の所有音源を集計の結果、 記念すべき洋楽300作品目となった本作。 (恐らく誤差あり・・・) ここ最近の私に多大なる影響を与えてくれた逸品。 エリオット・スミス 音楽ジャンル的にはBECKなどと共に「オルタナティブ・ロック」の代表格とされている…

『MEG LION』/天野月子

時代を担うシンガー・ソング・ライター:天野月子 楽曲中に時折見せる「負のオーラ」に釘付けだ。 彼女の代表作といえば、メジャーデビューシングル「菩提樹」であり、 評価の高い楽曲である、というのが所謂定説のように唱えられている。 それは決して間違…

『BGM』/Yellow Magic Orchestra~続編~

以前にも紹介したYMOの『BGM』。 今でも好んで聴いているが、 このアルバムの成り立ちがなかなか斬新だと思ったので、 改めて紹介したい。 そもそもこの作品、 ファンを離れさせる目的で制作されたらしい。 当時「RYDEEN」、「TECHNOPOLIS」などでその人気を…

『MILLION MIRRORS』/SOFT BALLET

ソフトバレエ史上最大の問題作。 それまでの作品で見せていたポップな要素は一切無い、 と言ってもおかしくないくらい 深く、暗い、閉ざされた世界観を展開している。 とは言え、前作『愛と平和』とはベクトルの違いはあれど、 同質の解き放たれたオーラを感…

『4 PLUGS』/THE MAD CAPSULE MARKET'S

ある日私が誰かに 「マッド・カプセル・マーケッツっていいよね!何から聴けば良いのかな?」 という問いを受けたならば、 おそらく『4 PLUGS』を薦めると思う。 何故ならば、コレを境に二分される要素を無駄なく補完出来ているから。 ここで言う「二分」は…

『編む女』/濱田マリ

濱田マリを語るとき、 モダンチョキチョキズの「あ、た、ま、がジャングルグルグル・・・」 のフレーズを思い出す人が多いだろう。 また、それは幸か不幸か彼女の歌手としてのイメージとして定着することとなる。 そんなイメージを根底から覆すことになるの…