Guniw Tools(グニュウ・ツール)は北海道出身の3人、
古川とも(ボーカル)、あさき(ギター)、そしてジェイク(ギター、プログラミング)
によるトリオユニットである。
のちにジェイクが脱退し、古川、あさきの2人体制になって以降は、グランジ、パンク色を強めて行くことになるが、デビュー作であり、最高傑作とも言われる『NIWLUN(ニュウルン)』はジェイク色の強い作品となっている。
古川とも(ボーカル)、あさき(ギター)、そしてジェイク(ギター、プログラミング)
によるトリオユニットである。
のちにジェイクが脱退し、古川、あさきの2人体制になって以降は、グランジ、パンク色を強めて行くことになるが、デビュー作であり、最高傑作とも言われる『NIWLUN(ニュウルン)』はジェイク色の強い作品となっている。
作り手サイドの観点で聴くと、とにかく打ち込みオケの完成度の高さに驚かされる。
その世界観までもを包含した完璧なまでに作り込まれた音、自然と引き込まれて行くのを感じる。
楽曲自体のクオリティも高く、特に「Either Wise or Fool」においては実に30コード(!)を使用している。
(→ジェイク本人談)
とかくこういうアプローチは構成自体も複雑になるリスクも孕んでいるが、見事にまとめ上げているため、すーっと耳に残る、自然な仕上がりとなっている。
その世界観までもを包含した完璧なまでに作り込まれた音、自然と引き込まれて行くのを感じる。
楽曲自体のクオリティも高く、特に「Either Wise or Fool」においては実に30コード(!)を使用している。
(→ジェイク本人談)
とかくこういうアプローチは構成自体も複雑になるリスクも孕んでいるが、見事にまとめ上げているため、すーっと耳に残る、自然な仕上がりとなっている。
古川の難解な詩世界、楽曲を通して感じ取ることのできる幻想性。
当初の彼らのコンセプトには変わりないが、そこばかりがクローズアップされてしまったきらいがある。
また、関連する人脈なども相俟って、結果的に「ヴィジュアル系」という括りにされてしまったのが
残念無念としか言いようがない。(この点に関してはジェイク本人も自嘲気味に述懐している)
楽曲のメロディアスな展開にばかり目が行きがちだが、ギターソロなどを注意深く(そうでなくても)
聴いてみれば、実にテクニカルなフレーズを弾き倒しているジェイクがいることも見逃せない。
いや、決して見逃してはいけない。
当初の彼らのコンセプトには変わりないが、そこばかりがクローズアップされてしまったきらいがある。
また、関連する人脈なども相俟って、結果的に「ヴィジュアル系」という括りにされてしまったのが
残念無念としか言いようがない。(この点に関してはジェイク本人も自嘲気味に述懐している)
楽曲のメロディアスな展開にばかり目が行きがちだが、ギターソロなどを注意深く(そうでなくても)
聴いてみれば、実にテクニカルなフレーズを弾き倒しているジェイクがいることも見逃せない。
いや、決して見逃してはいけない。
平日を忙しなく生きるサラリーマンにとっての土曜日は至福のひととき。
その午前中にこのアルバムを流すと自然と溶け込む。
個人差はあるかと思いますが、私としては「土曜日の午前」に聴くことをオススメします。
その午前中にこのアルバムを流すと自然と溶け込む。
個人差はあるかと思いますが、私としては「土曜日の午前」に聴くことをオススメします。