a farewell note by radiohots

2019年10月にYahoo!ブログから移行しました。

普遍的な衝動・・・

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数年前にX(JAPAN)関連の音源は一通り売り払ったイケナイ男:極東あたま

唯一売却に踏み切れなかったのがこの『ART OF LIFE』(写真左)
1曲収録、時間にして29分の大作。
『Jealousy』との2枚組でドロップされる構想だったこともあり、
そのクオリティは抜群だと思う。

今聴いて思うこと。

今の自分にとっては『ART OF LIFE』だけで良いのかも知れない。
この1曲を聴いただけでその前後のXの要素がすべて網羅されている。
怒られそうだけど、それくらい素晴らしいものなんだと思う。
だから売らなかった(売れなかった)んだと思う。

なによりの心残りは、ライヴで聴くことが出来なかったこと。
それを悔いているときに、ふいにリリースされたライヴDVD(写真右)
迷うこと無く購入している自分がいた。

生演奏が危ぶまれるほどの時間の長さ(おまけにあのBPMだし)。
オリジナルよりもクオリティは落ちるのかと懸念していたが、
とんでもなかった。
オリジナルよりも若干早いかもしれないBPMYOSHIKIはドラムを忠実に叩いていた。
YOSHIKIの奏でるピアノの旋律も激しさと悲しさが同居していた。
ギターのオーバーダブも、ライヴでは無用。
PATAは飽くまでバッキングに徹し、ハモリが肝のギターソロ部は
HIDEがメインで弾いていた。
TOSHIも出せる声を目一杯張り上げ、
HEATHもプレッシャーに押し潰されることなく落ち着いたステージングを披露。
恐らくバンドが最も充実していた時期ではなかろうか?

たまにCDとDVDを併せて観聴きすると忘れかけていた衝撃が蘇る。

再結集の噂もあるらしいが、
この衝撃には出逢うことはないのかもしれない。。。










「recommend」記事じゃないところが、
ひねくれ者のオレらしいです。