女性シンガーソングライター:小山絵里奈
透き通るような歌声と独特の唄い回しが特徴的なアーティストである。
透き通るような歌声と独特の唄い回しが特徴的なアーティストである。
彼女の魅力と言うと、一言で簡単に言ってしまえば、
「安らぎ」
というところに行き着くかもしれないが、
それだけではなんとも薄いレコメンドになってしまうので、
その「安らぎ」を更に追究。
「安らぎ」
というところに行き着くかもしれないが、
それだけではなんとも薄いレコメンドになってしまうので、
その「安らぎ」を更に追究。
人に届く、届ける「音」というのは、いろいろな意味で「瞬発力」が必要だと思う。
たとえばリスナーをあっと言わせるようなギミックや、一聴して耳から離れない「声」、
などなどそれは様々であろう。
それはすなわち、当事者であるアーティスト自身が意図しているものでもある。
つまり、それを実現させるために当事者は創意工夫を施す。
そう、時にそれは「焦り」にも似た。
たとえばリスナーをあっと言わせるようなギミックや、一聴して耳から離れない「声」、
などなどそれは様々であろう。
それはすなわち、当事者であるアーティスト自身が意図しているものでもある。
つまり、それを実現させるために当事者は創意工夫を施す。
そう、時にそれは「焦り」にも似た。
小生もそういったきらいがどうもあり、聴いてくれる人をビックリさせるような「仕掛け」
を常に意識している。ハッキリ言ってしまえば「焦って」いるのである。
必死なのである(←自棄的・・・)
を常に意識している。ハッキリ言ってしまえば「焦って」いるのである。
必死なのである(←自棄的・・・)
しかし、小山女史のこの『VIVIDROP』にはそういった「焦り」というものが一切見られない。
独自の世界観で淡々と時間は経過して行くが、1秒という単位がこれほどまで長いのか、
と思うくらい丹念に「音」を紡ぎ上げている。
いくつかのギミックはあろうが、それはここでは単なる味付けに過ぎない。
これほどまでにゆったりとしていながら、スッキリと聴くことができる。
それが「安らぎ」へと繋がるわけだ。
こういった感覚は、Brian Enoの『Another Day On Earth』以来である。
Enoも早くからこの世界観に到達していたが、
こんなに若い女性が既に実践して完成させている。
モノづくりを趣味にしている小生にとって、衝撃であり憧れになった。
独自の世界観で淡々と時間は経過して行くが、1秒という単位がこれほどまで長いのか、
と思うくらい丹念に「音」を紡ぎ上げている。
いくつかのギミックはあろうが、それはここでは単なる味付けに過ぎない。
これほどまでにゆったりとしていながら、スッキリと聴くことができる。
それが「安らぎ」へと繋がるわけだ。
こういった感覚は、Brian Enoの『Another Day On Earth』以来である。
Enoも早くからこの世界観に到達していたが、
こんなに若い女性が既に実践して完成させている。
モノづくりを趣味にしている小生にとって、衝撃であり憧れになった。
今まで「焦り」ながら創作していた時間を悔いてみた。
もう少し、じっくり、ゆったり取り組んでもいいのではないか、
創作も、そして、人生も。
そう感じさせてくれた1枚。
もう少し、じっくり、ゆったり取り組んでもいいのではないか、
創作も、そして、人生も。
そう感じさせてくれた1枚。
『VIVIDROP』/小山絵里奈
01:驟雨
02:此花咲耶姫
03:ハ→ト
04:ピエロ
05:MY MUSICAL
06:MY FAVORITE THINGS
07:MONSTER'S BIRTHDAY
08:空中遊園
09:花唄
10:you&
11:音里
12:梔子
13:夕焼け
01:驟雨
02:此花咲耶姫
03:ハ→ト
04:ピエロ
05:MY MUSICAL
06:MY FAVORITE THINGS
07:MONSTER'S BIRTHDAY
08:空中遊園
09:花唄
10:you&
11:音里
12:梔子
13:夕焼け