a farewell note by radiohots

2019年10月にYahoo!ブログから移行しました。

解らないから 飽きたふりし


ひどく大袈裟かもしれないけど、
あの頃の僕と言ったら、
脳に直接働きかける直感的な音楽を受け入れていた。
それが正しいと思っていた。
何物をも受け付けないほどの勢いで。。。
それは決して間違った選択ではなかったはずだ。

今現在、
こうしていろいろな音楽に触れるにつれ、
辿り着くのは約10年前の音楽達。
具体的な名称を挙げるのは申し訳ないが、
それこそ、
SOFT BALLETGUNIW TOOLSなどを悉く見逃してきていた口である。

しかしながら、
幸か不幸か、
今彼らの音源に自然と向き合えている自分が其処にいる。
10年前なんて、やたらカッコつけてて、
ロックしか聴かねぇ!
なんて嘯いていた(強がっていた)だけなのかもしれない。

元来自分は、
シアトリカルだったり、幻想性だったり、
そういったものが好きだったのかも知れない。
上記に挙げた2組なんかは、
間違いなく日本を代表する、一時代を築いたアーティストだと、
今、強く思うのである。
決して見逃してはいけない。いけなかった。

そんな自分への戒めではないけど、
今現在、
彼らが僕に与えている影響は計り知れない。。。
今の年齢になってから、
割と冷静に物事を受容できるようになった。

第二の青春、
というわけではなく、
今まさに青春期(青年期)をひた走っているカンジである。

まだまだ自分には未知の世界が広がっている。
探求し続けたい。
少なくとも、
失われた十年を取り戻すまでは!



BGM:「香風積(カフウセキ)」 from 「OTHER GOOSE」 / GUNIW TOOLS
→間違いなく21世紀に残すべき傑作。